虚像と実像

つれづれ雑記。脳内整理用。興味ない人はスルーの方向でひとつ。

  • にのみやのモアな連載第3回。ニッキなき今貴重な連載ですので毎号購入してますがね。毎度思うがこのインタビュー記事の着地点はどこに設けているんだろう。ニヒリストにのみやを推したい?モアの読者の欲するところはそれで正解なんだろうか。
  • スピッツが表紙のアエラを眺めながらの残念すぎる親子の不毛な会話。母「マサムネさんはまだ結婚してないの?」娘「うん。してないはずだよ。」母「じゃあ○○(名前)がマサムネさんと結婚したら?」娘「うん。私マサムネさんと結婚する!(しんけん)」ちょ誰か止めてッ!!
  • とかなんとかアホウなことを言いつつ読んだアエラですがマサムネさんが「結構間違いが多くてちょっとびっくり。」と言っていた。細かいところだけど事実と異なるとこがあるとか言った覚えのない発言等。
  • 以前一度だけ取材を受けたことがあるけど、校正で上がってきた記事を見たときたまげた。実像の自分と記事になった人物像があまりにも違ったので顔から火が出るほど恥ずかしかった。「こういう事は言ったかも知れんがこういう風には言ってなーい!」という様な。全て書き直して欲しい勢いだったけど、時間もなかったのでタイトルだけ変更して貰いあとは諦めた。まぁニーズにはあってたよね。それを読んだ私の周りの人間はゲラゲラ笑っていたけど、あの記事はもう読み返したくない。
  • というか雑誌に限らずマスメディア全体としてそうだと思うが、そこに出ている全てが「真実」ではないということを念頭において置かないといけない。もちろん大半のことは本当だろうが嘘も多いということ。それがどんな内容のものであれ。フィクションとノンフィクションの境界線、そこら辺を見極める作業と言うのが実はとても困難な事なんだけど。
  • とはいえ、それは自分の問題であって他の人はどうかは知らん。噂話を鵜呑みにする人はやはり多い。
  • 友人にそういう噂話を結構すぐ信じる子がいてどこから仕入れた情報かは知らんが(大方ネットと人からの伝達)「○○は××と△△やねんて!」とか「○○って××やねんて!」と言う事を平気で吹聴する。薄い情報源を元に発信された「嘘」か「真」かはっきりと解らないものをまず疑う事をせずハナから「そうに違いない」といった風に決め付けてしまうのは恐ろしい。プラスな事であれば「嘘」であってもそれでいいのかも知れないがマイナスな事であればその「嘘」は軽いようでいて実は深刻である。人はプラスイメージはすぐ忘れるがマイナスイメージは結構頭に残るものなのだ。
  • インターネットというのはとても便利なモノだけど時折なかった時代の方が幸せだったのではないかと思う。先にも書いた噂の類はネットの普及により広まるスピードと規模は以前の比ではない。故に知らなくても良い情報を得てしまうこともしばしば。この「知らなくてもよい情報」言い換えれば「知りたくなかった情報」は意外と頭にこびりついて離れない事が多い。正直そんなことで心を掻き乱されたくないので取捨選択で情報をインプットしたいのだけどなかなか上手くいかない。脳内に削除という便利ツールがあればよいのに。

とかいう事を近頃良く考える。考えたからといって消化できるものでもないのだけど。とりあたまなので一旦アウトプット。